広告や販促に大きな費用をかけずに、ネットショップのアクセス数を増やすうえで有効なのがSEO対策です。しかし、検索エンジンのアルゴリズムは絶えず更新されるため、どのように取り組むべきか判断が難しい場面もあるでしょう。
この記事では、キーワードの調べ方やサイト構成の整え方、商品ページの作り方など、ECサイト向けのSEO対策を解説します。ネットショップの訪問者を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。
ECサイトのSEOとは?

ECサイトのSEOとは、検索結果で自社のサイトが上位に表示されるよう最適化する取り組みのことです。検索エンジンに評価されやすいページを作ることで、より多くの人にサイトを見てもらえる可能性が高まります。
SEO対策では、商品ページを用意するだけでなく、関連性の高いコンテンツを作成することが重要です。検索エンジンは、ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを上位に表示する仕組みのため、役立つ情報を発信しているサイトほど評価されやすくなります。
訪問者が増えれば購入につながるチャンスも広がり、ECサイトの売上向上に直結します。
ECサイトのSEO対策で特に重要な施策
ECサイトのSEO対策を進める際に優先すべきなのは、下記の作業です。
- 商品ページやコレクションページの最適化
- Google Merchant Centerで商品データ(フィード)が登録されていることの確認
- 検索ニーズに対応したコレクションページの作成
そのほかの大切な取り組みとして、ページ表示速度の改善や詳細な商品ページの作成、外部サイトからのリンク獲得なども挙げられます。
こうした施策に取り組んだうえで、さらに流入数を増やすためには、訪問者にとって有益な情報を届けるコンテンツを作成することも有効です。ブログ記事やヘルプページなどが代表的で、いずれも訪問者が購入前に抱きがちな疑問を解消するのに役立ちます。
ECサイトにおけるSEOの重要性

検索結果で10位以内に入らなければ、サイトはほとんど閲覧されません。多くの人に見てもらうためにも、SEO対策に注力して自社ECサイトを検索結果の1ページ目に表示させることが重要となります。
SEO会社であるBacklinko(バックリンコ)の調査(英語)によると、Googleの検索結果で2ページ目に表示されるサイトをクリックするユーザーは、全体のわずか0.63%のみです。一方、検索結果の最上位に位置するページは、全体の27.6%のアクセスを獲得していることも明らかになりました。
商品やサービスを見てもらうためにも、自社の商品に関連する語句やニッチな分野の検索において、可能な限り1ページ目の上位を狙う必要があります。
ECサイトに適したSEO対策

1. 最適な検索キーワードを特定する
ECサイトのSEO対策を進めるうえで最初に行うべき業務は、見込み顧客が検索に使用するキーワードを特定することです。一般的なウェブサイトでは情報収集を目的としたキーワードを中心に選びますが、ECサイトでは購入意欲につながる語句も対象とする必要があります。情報系は解説や答えを求めるユーザーが入力するため、ブログで狙うのに適しています。一方で「犬用 レインコート」などの購買意欲が表れているキーワードは、売り上げにつながる可能性が高く、ECサイトにとっては特に重要です。
こうしたキーワード選定に役立つのがGoogle(Google)やAmazon(アマゾン)のオートコンプリート機能です。検索語句を入力すると、関連フレーズが表示されます。特にAmazonでは商品につながるキーワードが提示されやすいため、購買意欲のあるユーザーがどのように検索しているのかを把握するのに役立ちます。複数の単語を組み合わせたロングテールキーワードであれば、競合が少なく成果につながりやすい傾向があるため、あわせて確認しておきましょう。
また、キーワードを見つけるためにキーワード調査ツールを活用すると効果的です。その際、下記のポイントを踏まえて、自社ECサイトにとって適切なキーワードかを判断しましょう。
- 検索ボリューム:どの程度の流入が見込めるか
- 競合度:競合が多すぎて上位表示が難しくないか
- 関連性:商品ページやカテゴリーページと、検索語句との間に関連があるか
- 検索意図:ユーザーがどのような意図で検索しているのか
- 商品タイプ:同じ種類の商品を3つ以上取り扱っているかどうか。3つ以上ならコレクションページで、3つ未満なら商品ページごとにキーワードを設定する
2. ディスクリプションを記載する
ディスクリプションとは、検索結果に表示されるページ紹介文で、内容を短くわかりやすく伝えるものです。ユーザーはこの文章を見て、そのページをクリックするかどうかを判断します。
作成する際は、ページに関連するキーワードを自然に盛り込みつつ、思わず読みたくなるような表現を意識しましょう。たとえば「レディースシューズ 夏」というキーワードを狙う場合、「夏用のレディースシューズを紹介します」よりも、「アパレルブランドのオーナーが最新トレンドを踏まえ、夏にぴったりのレディースシューズをランキング形式で紹介」といった文章の方が、ユーザーの関心を引きやすくなります。
3. 画像のalt属性を設定する
ECサイトでは大量の商品画像を掲載するため、サイト内の文章だけでなく画像も検索エンジンにきちんと理解させる必要があります。その際に欠かせないのが、画像内容をテキストで説明するalt(オルト)属性の設定です。alt属性を入力しておくと、画像に何が写っているのかを検索エンジンに伝えることができます。
alt属性を適切に記述すれば、検索結果で評価されやすくなるだけでなく、画像検索で表示される可能性も高まります。通信環境の不具合などで画像が表示されない場合には、設定したテキストが代わりに表示されるため、訪問者に内容を伝えることが可能です。また、視覚に障がいのある方がスクリーンリーダーを利用していた場合も、画像にalt属性が設定されていれば商品の情報を音声で理解できるようになります。
4. 商品ページの情報を充実させる
商品ページのテキスト情報が少ない場合、検索エンジンが内容を正しく評価できなくなってしまうため、記載する情報を充実させることが重要です。また、「検索者にとって有益かどうか」が評価基準となっているため、ユーザー視点で必要な商品説明を網羅するように心がける必要があります。具体的には、商品名や価格だけでなく、重量、寸法、素材、使用方法、購入者のレビューなどが記載されていると、検索順位とともに購入率も高まりやすくなります。
また、商品を紹介する文章を記載する際は、メインキーワードに関連する検索語句や、LSI(Latent Semantic Indexing)キーワードなどを自然な形で取り入れることも重要です。LSIキーワードとは潜在的意味索引のことで、各商品ページで狙うメインキーワードに意味的な関連のある語句を指します。こうしたキーワードを盛り込めば、検索エンジンがページの主題や内容をより正確に評価できるようになります。
必要に応じて、訪問者が求めている情報を盛り込むことも効果的です。たとえば、アパレルでは紹介する商品の着こなし例、食品では調理方法を紹介するなどが考えられます。
5. 内部リンクを設定する
インターネット上を巡回してWebサイトの情報を収集する検索エンジンのクローラーが、ECサイト内をくまなく把握できるように、内部リンクを設置しておくことも大切です。適切にリンクが張られていると、各ページ間の関連性を検索エンジンが評価し、重要なページを検索結果として表示させやすくなります。
ただし、内部リンクを過剰に設置すると逆効果になる可能性があるため、注意が必要です。数百文字に1~2つ程度を目安に配置すれば十分でしょう。内部リンクの個数にこだわるのではなく、訪問者が購入に至るまでの流れや思考を考慮し、適切なタイミングで参照すべきコンテンツへと誘導することを心がけてください。また、内部リンクを設定する際は、リンクに使用する文字列となるアンカーテキストに、狙いたい検索キーワードをそのまま含めるようにしましょう。
パンくずリストを設置すれば、クローラーがサイト構造を正確に解析できるうえ、訪問者も現在サイト内のどのページを閲覧しているかを把握しやすくなります。
6. サイト全体の構造をわかりやすく設計する
ECサイト全体の構造も、検索エンジンのランキングに影響します。訪問者にとっても理解しやすいような、ページ同士のつながりが明確で、少ない操作で目的の商品や情報にアクセスできる構成が、SEO対策でも高評価につながります。
たとえば、アパレル系ECサイトの場合、トップページの下に「トップス」や「ボトムス」といったカテゴリーを設け、そこから商品ページへと進める構成にするとわかりやすくなります。このように階層を整理しておけば、訪問者が短時間で目的の商品へたどり着けるため、顧客体験の質も高まるでしょう。事業者にとっても、商品カテゴリーを追加するたびにサイト構造を作り直す必要がなくなる利点があります。
また、カテゴリーごとに内容を整理することで、検索エンジンから専門性のあるサイトとして評価されやすくなります。なお、カテゴリー名やページ名は、短く理解しやすい単語を用いることが効果的です。英単語を使用する場合は簡潔なものを選び、二語以上を組み合わせるときは「sports-equipment」のようにハイフンで区切ると読みやすくなります。
7. 自社ECサイトをインデックスしてもらう
自社ECサイトを検索結果に表示させるためには、検索エンジンにページをインデックス(登録)してもらう必要があります。そのために、まずはGoogle Search Console(Google サーチコンソール)を活用してクローラーにサイトを正しく認識させましょう。検索エンジンにページの存在を知らせることで、通常より早く公開したページが登録される可能性が高まります。
ただし、情報が薄い商品ページや重複したコンテンツばかりがインデックスされると、SEO対策において逆効果になってしまう可能性があります。そこで、役立つ情報をまとめたブログを開設したり、検索エンジンにどのURLをインデックスさせるか指定する「canonicalタグ」で各ページを差別化したりしておくことで、インデックス作成を最適化することができます。
販売が終了したページを適切に処理することも大切です。小規模サイトであれば削除せずに類似商品を紹介し、大規模サイトでは404エラーを返すなど、規模に応じた対応を取りましょう。いずれにしても、終了したページを放置すれば利便性が下がるだけでなく、サイト全体の評価も落ちてしまいます。
8. ページの表示速度を高める
ECサイト内のページの表示速度を改善する取り組みにも力を入れましょう。スマートフォンからのアクセスが主流になっている現在では、モバイル向けの表示速度が評価の基準となります。ユーザーファーストの観点から、Googleもサイトの表示速度を重視しているため、遅いサイトは順位が下がる可能性があります。目安としては、モバイルで2.5秒以内に画像やテキストが表示されるようにすることが望ましいでしょう。
サイトの表示速度を速めるために、まずはデータ容量を軽くするなど画像の最適化を試してみましょう。画質を落としすぎない範囲でサイズを調整すれば、ページの読み込みを早くすることができます。性能の高いホスティングサーバーに移行するのも有効です。処理能力が高ければ、アクセスが集中してもサーバーが落ちるリスクを減らすことができます。ほかにも、不要な記述や画像の削除、プログラミング言語のJavaScript(ジャバスクリプト)の最適化、ブラウザキャッシュの活用といった取り組みも効果があります。
なお、自社ECサイトの表示速度を確認する際は、Google PageSpeed Insights(Google ページスピードインサイト)を使用するとよいでしょう。URLを入力するだけで改善点がわかるため、優先的に取り組むべき箇所を把握できます。
9. Google Merchant Centerの商品フィードへ正確に登録する
Google Merchant Center(Google マーチャントセンター)に商品フィードを正しく登録する施策も効果的です。Google Merchant Centerとは、Googleショッピングの無料枠や広告に商品を掲載できる機能のことです。
商品をGoogleショッピングに掲載するためには、ただ商品ページを作成するだけではなく、自分のWebサイトの所有者認証などを行なう必要があります。なお、Googleアナリティクスを利用している場合は、自動的に認証されることがあります。認証が完了したら、Google Merchant Centerで自社サイトのURLを登録し、アカウントとの関連付けを行います。
その後、スプレッドシートやtxtファイルなどの形で商品データを登録します。登録後は、Google Merchant Centerの管理画面でフィードの状態を確認します。Googleによる審査は、通常3営業日で完了します。在庫状況の不一致や価格設定のミス、必須項目の欠落などにより、エラーや未承認となった場合には、Googleから詳細が通知されます。「要確認」タブで問題を確認し、早急に修正して「審査をリクエスト」しましょう。
10. 関連性のある有益なコンテンツを投稿する
購入を検討している訪問者に役立つ情報を発信することは、ECサイトの信頼性や検索順位の向上につながります。具体的な取り組みとして、購入前によくある疑問や質問に答えるFAQページ、ブランドの独自性を伝えるAbout usページ、訪問者の関心やニーズに合わせたキーワードで展開するブログ記事の公開などが挙げられます。
ブログ記事を継続的に発信することで、次のような効果が期待できます。
- 読者からの信頼を得やすくなる
- Googleに専門的なサイトとして評価されやすくなる
- オーガニック検索で見つけてもらいやすくなる
SEOを意識してECサイトでブログを始める際は、次の3点を意識しましょう。
- 狙うキーワードを調査し、見込み客が購入を検討する際に検索するであろう語句を選ぶ
- 記事ごとにメインのキーワードを絞りこみ、見出しや本文を最適化する
- 記事のなかに自然な形で商品情報を盛り込み、行動喚起(CTA)や商品ページへのリンクを設置する
ただし、思いつきで月に数本だけ公開する運用では十分な流入は見込めません。読者にとって価値のあるコンテンツを定期的に発信することが、ECサイトのSEO対策としては重要です。
11. 被リンクを集める
Googleには、どの程度ほかのサイトからリンクを受けているかを基準にページの質を判断するPageRank(ページランク)と呼ばれるアルゴリズムが備わっているため、被リンクの獲得は検索順位を向上させるうえで役立ちます。
新しく立ち上げたECサイトは被リンクが少なく、検索エンジンからの信頼性が低くなりがちです。時間の経過とともに改善される場合もありますが、信頼性を早めに得るためにも、被リンクを集める施策に力を入れましょう。
とはいえ、ただ被リンクの数を増やすだけでは十分な効果は期待できません。Googleはリンクの数だけでなく、リンク元の質や関連性も評価するためです。特に.com、.gov、.eduといった信頼度の高いドメインからのリンク、自社ECサイトと関連性の強い大規模サイトからのリンクは評価が高いとされています。
被リンクを獲得するうえで効果的なのは、他サイトにとって有用となるコンテンツをつくり、リンクを張ってもらえる状況を作り出すことです。役立つ資料や独自の情報を発信できれば、引用される可能性は高まります。
具体的な方法として、他サイトに自分が記事を寄稿して掲載してもらうゲスト投稿が挙げられます。記事を掲載してもらう際、自分のECサイトへのリンクを張ってもらえるケースが多いためです。自社で取り扱っている商品やサービスに関連のあるキーワードを調査し、被リンクを受け入れているサイトを探してみましょう。自分の専門分野に近いサイトであれば、ゲスト投稿の提案を承諾してもらえる可能性があります。
ほかにも、プレスリリースを活用する手法も効果的です。PR TIMES(ピーアールタイムズ)やvaluepress(バリュープレス)といったサービスでは、自社の情報をまとめたプレスキットをもとに原稿の作成から配信、SNSでの拡散まで代行してもらうことができます。自社で原稿を準備する場合は読者の興味を引く魅力的な見出しを作成したり、読みやすいように文章を簡潔にしたりするなど、プレスリリースの書き方を工夫する必要があります。
12. 常時SSLを適用する
Googleは、すべてのページにデータ通信を暗号化する常時SSLを適用することを推奨しており、暗号化されていないECサイトは検索順位の評価を下げられる可能性があります。SSLは、通信内容を暗号化して外部からの盗み見や改ざんを防ぐ仕組みです。顧客のクレジットカード番号や住所といった重要な情報を守るため、ECサイトには必須といえます。
設定が完了したページはURLが「https」で始まり、未対応のページは「http」と表示されます。暗号化されていないサイトでは、Google Chromeなどのブラウザに「保護されていません」という警告が出るため、訪問者が安心して利用できず離脱につながる可能性があります。
ECサイトのSEO対策に役立つツール

Googleアナリティクス
ウェブサイトを運営するうえで欠かせないのがGoogleアナリティクスです。訪問者の行動を記録し、どのような経路でサイトにたどり着いたのかを無料で把握できます。データをもとに訪問者の関心を深く理解することで、SEO施策の改善に役立てられます。
Shopify(ショッピファイ)を利用している場合は、ネットショップとGoogleアナリティクスを連携させることが可能です。連携によって、商品を表示・購入したタイミングやカートに入れた瞬間など、ECサイトの運営に必要な情報を測定できるようになります。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワード調査ツールです。調べたい語句を入力するだけで、関連する検索候補や検索したユーザーがよく抱く質問、ニュースや話題の記事などを把握することができます。
主要な機能としては、Googleや楽天、YouTubeのサジェスト調査、関連語や共起語の抽出、上位表示サイトの見出しや文字数の分析などがあります。有料プランに切り替えれば、月間検索数の確認やキーワードの大量取得も可能となります。
再検索キーワード調査ツール【LSIキーワード】
再検索キーワード調査ツール【LSIキーワード】は、潜在的なニーズを理解するのに役立つ再検索キーワードを調査できる無料サービスです。再検索キーワードとは、ユーザーが最初の検索で満足できず追加で情報を調べる際に使用する語句のことです。同様に、潜在ニーズの把握に役立つ「関連する質問(PAA)」や「他の人はこちらも検索(PASF)」を調べることも可能です。
Ahrefs
Ahrefs(エイチレフス)は、自社ECサイトの被リンク状況やキーワード順位、SEO施策の成果全般を分析できるツールです。Googleはもちろん、AmazonやYouTube向けのキーワード調査も可能です。料金は登録できるサイトやキーワードの数に応じて異なり、月額21,890〜75,790円です。年額払いにすると、2か月分の料金が無料になります。
Smart SEO
Smart SEO(スマートエスイーオー)は、ECサイトの検索順位を高めてアクセスを増やすために役立つShopifyアプリです。メタタグや画像の最適化、ページ速度の改善といった施策を自動化できます。さらに、リンク切れの検出と修正、詳細な被リンク分析を行うこともできます。料金プランは無料から月額9.99~29.99ドルまで、段階的に用意されています。
SEOAnt
SEOAnt(エスイーオーアント)は、無料で利用できるSEO対策用のShopifyアプリです。SEOの問題をまとめたレポートを作成し、問題点を把握できるほか、リンク切れの修正や画像サイズの調整も行えます。さらに、メタディスクリプションや画像の代替テキストを自動で生成する機能も備えています。
まとめ
検索順位は常に変動するため、状況に合わせてECサイトのSEO対策を絶えず実施する必要があります。独自性を意識した有益なコンテンツを公開しながら、サイトに不具合がないかを定期的に点検することが重要です。ほかにも、被リンクを獲得できるように外部サイトへ働きかけたり、自社の商品やブランドに合ったキーワードを探し続けたりといった活動にも力を入れましょう。
ネットショップを開設して商品を販売するなら、Shopifyをご利用ください。Shopifyでは、メタディスクリプションの設定や画像表示速度の最適化、ブログの運用といったSEO対策が可能です。無料体験も実施していますので、ぜひお気軽にご活用ください。
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ECサイトのSEOに関するよくある質問
ECサイトのSEOとは?
ECサイトのSEOとは、ネットショップの各ページや商品ページを検索結果で見つけやすくするための取り組みのことです。
ECサイトで効果的なSEO対策は?
- 最適な検索キーワードを特定する
- ディスクリプションを記載する
- 画像のalt属性を設定する
- 商品ページの情報を充実させる
- 内部リンクを設定する
- サイト全体の構造をわかりやすく設計する
- 自社ECサイトをインデックスしてもらう
- ページの表示速度を高める
- Google Merchant Centerの商品フィードへ正確に登録する
- 関連性のある有益なコンテンツを投稿する
- 被リンクを集める
- 常時SSLを適用する
ECサイトのSEOの特徴は?
ECサイトのSEOは、検索結果で上位に表示させるだけではなく、「購入」をゴールにしている点が特徴です。そのため、商品ページや商品リストを最適化するといった、一般的なSEOにはあまり見られない取り組みが含まれます。
SEO対策にかかる費用は?
SEOにかかる費用はサイトの規模や目標とする範囲によって異なりますが、外注する場合の費用相場は月額10~80万円ほどとされています。料金は依頼先の経験やスキル、対象となるサイトの規模、依頼内容の広さによって変わります。
とはいえ、多くの作業は費用をかけずに実施可能です。たとえば、キーワード調査やページ内の最適化、記事作成などは時間をかければ無償で行えます。
ShopifyでできるECサイトのSEO対策は?
ShopifyのSEO対策には、次のようなものがあります。
- 商品名や説明文、alt属性、URLの最適化
- Shopify Magic(ショッピファイマジック)を利用した商品説明文の自動生成
- サイトマップをGoogle Search Consoleへ送信
- ブログ記事の作成
文:Yukihiro Kawata